pict3の日記

AWSネタを中心に

Amazon CloudFrontによるコンテンツ配信(超入門編)【cloudpack 大阪 BLOG】

f:id:pict3:20150828132346p:plain

 

所属している会社が、業界最安値のCloudFrontサービスを開始しました。

cloudpack.jp

 

これを機に、改めてCloudFrontの使い方をおさらいしておきます。

 

はじめに

CloudFrontとは、コンテンツ配信向けのサービスです。

 HTTP、HTTPSおよびRTMPプロトコルをサポートしています。

 世界各地に散りばめられたエッジロケーションにアクセスするようコントロールされることで、低レンテンシーな配信が可能となっています。

f:id:pict3:20150828133315p:plain

 

 

今回は、webサーバー上の画像データを、CloudFrontから取得するように変えていきたいと思います。 

 

 以下のように、S3に配置した画像ファイルをCloudFront経由で表示させます。

検証は静的コンテンツなので、コンテンツもろともCloudFrontで配信したほうが早いのですが、敢えて画像ファイルだけとします。

f:id:pict3:20150828134047p:plain

 

s3に画像をアップロード

バケットを作って、画像ファイルをアップロードします。

マネジメントコンソールにて、s3にバケットを作成します。

作成したバケットのPropertiesからPermissionsを開き、バケットポリシーを設定します。

今回は取り敢えず、バケットポリシーにて全員に閲覧権限を付与します。

 Bucket Policy Editorが開いて、json形式でポリシーを記載します。

下部のSample Bucket Policiesを参考に(今回はそのまま)以下で設定します。

{
"Version":"2012-10-17", "Statement":[ { "Sid":"AddPerm", "Effect":"Allow", "Principal": "*", "Action":["s3:GetObject"], "Resource":["arn:aws:s3:::examplebucket/*"] } ] }

バケットに画像ファイルをアップロードしておきます。

 

 CloudFrontから配信

いよいよCloudFrontの設定です。

CloudFrontでは、ディストリビューション単位で管理します。

ディストリビューションを作成します。

今回は画像ファイルの取り扱いなので、Webで開始します。

Origin Domain Nameを設定します。先程作ったs3バケットが表示されるので選択します。

取り敢えず、今回は他のパラメータはそのままで。

 

以上で作業完了です。

CloudFrontを活用することで、簡単に低レンテンシーな環境を利用することができます。

 

次回以降は、もう少し掘り下げてCloudFrontを使っていきます。